なれる!IE(インフラエンジニア) (Shanon Advent Calendar 2017・18日目)

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この記事は、Shanon Advent Calendar 2017 の18日目の投稿のはずでした。
投稿が遅くなり申し訳ありません。。。!

ごあいさつ

ご覧いただきありがとうございます。インフラエンジニアの卵、sawakと申します。
1行で自己紹介すると、
経済学部2016年卒⇒開発1年⇒2017年4月からインフラ をしています。

今日は、インフラに転向しての話や研修での環境構築の話をします。
インフラエンジニアの魅力を紹介する(ふりをした自分語りの)お話で、
対象としてはエンジニア歴1~2年くらいの方や学生さん方に見て欲しいと思っています。

インフラに移った

入社1年目は、3ヶ月の外部研修ののち、製品の一機能のマニュアルを作成したり、新機能のQAのお手伝いをしたりしていました。
開発あまりしていませんが、開発エンジニアでした。

それがある日突然上司に呼ばれ、「インフラやって」と言われ、15分後の部署MTGで部内に共有されました。
はやい。これがベンチャーのスピード感。(違)

開発としての仕事もまだまだ半人前でそこに後ろ髪ひかれる気持ちもありましたが、
1年ちょっとで開発とQAとインフラ経験出来るってお得では?とか、事業部の社員とコミュニケーションを取る機会が増える、などとポジティブに捉え大人しくインフラのお仕事を始めました。


ところでインフラエンジニアって何なんでしょう。インフラに移った時も今もちゃんとわかっていませんが、いろいろな顔があることは理解しました。

ざっくり社内インフラと本番インフラがいて弊社ではチームが分かれています。
本番インフラもざっくり大別すると、備える・維持する・開発する仕事があります。

〇備える・・・多様な業種や規模のお客様がいらっしゃるため、大量の顧客データのインポートや、スポットのイベントで短時間に大量の申込・来場認証を捌く場面が出てきます。
そこに備え許容するリクエスト数や優先度を調整したり、ボトルネックになっている部分を改善します。

〇維持する・・・WEBサービスにとって大切なのが可用性(どれだけ継続的に稼働できるか)です。
サーバのどこかに故障が起きた時、外部から攻撃を受けた時、それをいかに速く検知して対策を取るかを事前に取り決め、体制を構築しておきます。
監視や予備サーバへの切り替えもですが、エンジニアへの通知や社内・顧客への連絡など
非システム的なルールも決めておかなければなりませんね。

〇開発する・・・新規サーバの構築・既存運用の自動化・もう少しマクロなレベルでのアーキテクチャ改善など、列挙できませんがインフラエンジニアも開発をする場面は多々あります。

大別してみましたが、網羅出来てなさそうです!
先輩のインフラエンジニアがおよそインフラっぽいこと(と時々そうでないことも)を何でもやってしまうような人たちだったので、一朝一夕で全容を理解することは難しいですが、見えている部分から、1つずつ、です。

半年の3つの思い出

1.環境構築研修

6月はsawak修行編でした。
インフラエンジニアとしての1歩目ということでLAMP(Linux/Apache/Mysql/PHP)環境の構築研修に取り組みました。
どんな課題かというと、「LAMP環境を構築せよ、以上!」という感じです。本当に。

Apacheはソースからインストールしましたが、APRが無い、PCREが無い、バージョンがダメ、ディレクトリが無い、httpdプロセス立たない、iptablesでHTTP許可していないなど、ぶつかりそうな壁全てに頭から突っ込みながら進みました。もーyumでいーじゃん!と10回くらい思わされました。yumでいいんですが、ソースからのインストールには複数バージョン併用出来たり、パッケージでインストールされる安定版より新しいバージョンが利用できたりといったメリットがあります。

2週間の格闘で一通り動いた喜びは、計り知れません。
後日何も考えずうきうきで自分個人のドメインやAWSアカウントを取りました。


2.運用中のサーバを

開発の時と比べると責任の大きさと言いますか、少しばかりお客様との距離が近くなったので失敗出来ない場面が多くなりました。
慣れてきた頃が怖いとはよく言ったもので、もうすぐインフラに移って半年というところでしくじりました。
契約が終了しているサーバを止めたら、実は運用中を示すチケットがフィルタで隠れて立っていたというオチです。
幸い大きな影響は出さなかったものの、ちょっとした行き違いが想像以上の結果を生んでしまうこともある、ことを実感しました。
フォローしていただいた各所の方々には感謝感謝です。

3.ありがとう

エンジニアとはあまり関係ないんですが、社内向けや本番向けの環境の仕入れや追加機能のアクティベートをしていると、営業や導入のスタッフと直接やりとりをすることが多くあります。大体粛々とやりとりをするわけなんですが、時々すごく感謝を示してくれる方がいらっしゃいます。「sawakさんのこういう所がいつも助かってます」など声をかけていただいたり、お菓子下さったり。(sawakは甘いものが好き)

事業部と技術部、お仕事は違えど目指すものは同じはず。お互いの仕事に敬意を払って感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。


結び

ここまでご覧いただきありがとうございました。
あまり技術的な知見を共有出来る記事でなく恐縮ですが、ふーん頑張ってと思っていただければ幸いです。

ishikawa先生が TLS1.0及びTLS1.1の無効化対応(Java編)
について書かれていましたが、私も社内でSSL証明書購入お兄さんをやっているので、SSL/TLS界隈のトピックなど次回書けることがあるかもしれません。

それではこのあたりで失礼いたします。sawakでした。
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