Nexusインストール手順

このエントリーをはてなブックマークに追加
前回のおすすめオンライン 大学授業Top5書きましたbuster84です。はてブなどでも色々コメントをいただきありがとうございます。反響があれば一個一個の授業を掘り下げていくのではてブ、twitter、facebookなどでどしどしコメントください。さて今回なんですが、みなさん社内のレポジトリ管理ツールは何を使ってますか?うちのチームはJava + Scalaをメイン使っていて今まではファイルサーバーみたいなものを使っていたのですが、それだと色々問題がありまして、

  • 認証がないので、herokuやcloudbeesやAWSなどの外部からダウンロードすることができない。
  • サードパーティ製のライブラリを加えるのが手間。
  • 使っているセントラルMavenのライブラリが消えてしまった場合に死にたくなる。

と、エンタープライズではこれではまずいということで、NexusArtifactoryを試しました。
せっかくなのでそれぞれの導入手順をまとめましたので公開します。どっちがいいかという話は次回Artifactoryの導入手順とともに公開します。まずはNexusのインストール手順です。

1. ダウンロードして解凍

$ mkdir nexus
$ cd nexus/
$ wget http://www.sonatype.org/downloads/nexus-latest-bundle.tar.gz
$ tar zxvf nexus-2.3.1-01-bundle.tar.gz
$ cd nexus-2.3.1-01

2. 起動

$ ./bin/nexus start
Starting Nexus OSS...
Started Nexus OSS.
$ cat logs/wrapper.log
wrapper  | --> Wrapper Started as Daemon
wrapper  | Launching a JVM...
jvm 1    | Wrapper (Version 3.2.3) http://wrapper.tanukisoftware.org
jvm 1    |   Copyright 1999-2006 Tanuki Software, Inc.  All Rights Reserved.
jvm 1    |

これでインストール手順は終わりです。簡単でしたね。ではこれからもろもろの設定を行います。

3. まずはアクセス

以下URLにアクセスします。
http://localhost:8081/nexus/index.html 
パスワードが聞かれると思いますので、以下でログイン。
username: admin
password: admin123

後は、こちらの手順どおり設定を行います。

4. step1: Adminアカウントの設定を行う



名前のところを右クリックで変更可能です。

4. step2: メール設定を行う。 

必要な人だけおこなってください。





















Gmailを使わせてもらいました。



5. step3: HTTP Proxy の設定を行います。

必要な人だけ行ってください。私たちはapacheを表に立ててSSL通信をしています。

httpd.confの設定は以下のように行いました。

ProxyPass /nexus http://localhost:8081/nexus/
ProxyPassReverse /nexus http://localhost:8081/nexus/
ProxyPreserveHost On

その後ベースURLを変更しないと色々なNexus上のリンクが昔のままとなってしまいますので、
変更しましょう。








6. step4: リモートのレポジトリのIndex をダウンロードしてくる設定をOn


こちらを行うとダウンロードが早くなります。


7. step5: deplayment password を変更

defaultはdeployment123です。管理者と同じように変更しましょう。右クリックで変更可能です。



8. step6: 言語設定変更

変えたい人は変えてください。私たちは変えませんでした。


9. step7: Routesを変更

リモートのレポジトリの探し先を限定させることができます。
私たちは変更しませんでした。変更したいひとは変更してください。

追記

はまりポイントがあったのを忘れました。
sbt からNexusからダウンロードしたいときは、以下のようにCredentialを追加してください。

Credentials.add("Sonatype Nexus Repository Manager", "Nexusのhost名", "ユーザ名", "パスワード")

注意が一番目の引数がRealmになっているのですが、こちらはNexusにアクセスしたときに表示されるダイアログに書かれているものと同じにしてください。ほとんどの人は、「Sonatype Nexus Repository Manager」です。




これで終了です。何かのお役に立てればこれ幸いです。


次の記事
« Prev Post
前の記事
Next Post »
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...