Scalaカンファレンス2013参加&登壇して来ました! ポロリもあるよ!

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さる2013年3月2日、日本で始めての大規模なScala国際カンファレンスである、Scala Conference in Japan 2013 が行われました。

弊社シャノンはシルバースポンサーとしてスポンサーさせていただき、また弊社の岡村がScala利用事例について講演させて頂きました。
(尚、実際は岡村に急用ができてしまったため、当日の発表は私@ikeike443が代役を務めました)

詳しい内容は他の方のブログに詳しいと思いますし、写真中心でお送りします。基本的に私が聴講したものが中心なのはご了承下さい。

また、弊社の発表に関してはスライドも公開いたします。

基調講演はTypesafeのCTOでAkka開発者の Jonas Boner( @jboner )でした。Akkaについての素晴らしいイントロダクションをしてくれました。


次はB会場でサイバーエージェントさんの「Akka を用いたデータストリーム処理・解析プラットフォーム」を聴きました。この講演は大人気で、B会場は立ち見座り見が出る状況で、入れない人も多数いました。


そのままB会場で三菱UFJインフォーメーションテクノロジーさんの発表です。Play界隈の勉強会でよくお会いする土佐鉄平さん(@teppei_tosa)によるこの発表は、三菱UFJという巨大な金融機関の現場でScalaが使われ始めようとしていることを表す、素晴らしいものでした。




 
さて次はお昼を挟んでA会場でJoshua Suereth(@jsuereth)による「Scala in Style」です。(お昼にはLTも行われていて、とてもいい発表が多かったんですが、写真を撮り忘れました。。)
いかに洗練されたスタイルでScalaを書くか、という話を、初級者向けに丁寧にしてくれました。


次はB会場で中村学さん(@gakuzzzz) さんによるPlay2におけるアクション合成の問題と、解決策となるStackableControllerの紹介でした。

そうそう。これ問題になるんですよね。。
この発表はPlayのコアメンバーであるJames Roperも感心したようです。


エムスリーの高橋さんの発表では、主にScalaのバイナリ互換性(のなさ)とそれへの対処策が語られました。

フリューの粕谷さんの発表では、Scalaを使った乙女ゲーム(上の動画)開発事例を聞くことが出来ました。 毎日チームでコップ本の読書会をするなど、さすがの姿勢だなと思いました。

ほかにドワンゴさんの発表もあったんですが、写真がなく。。


さて、その後はそのままB会場で弊社岡村、もとい私の発表だったんです、が。。

人がいない!!
ちょうど真裏の時間帯、A会場でScala逆引きレシピ著者の竹添さんの発表があったせいか、20人ほどしか弊社の講演には来てくれませんでした。。(T_T)
知名度や内容から考えると仕方ないかなとは思います。
全く尖った内容でない、ごく普通のScalaを知らなかった開発者がScalaを覚えながら実働するサービスをリリースしました、って話なので。関数型のかっこいい話とか全く出てこないのでね。。

これがそのスライドです。興味ある方はぜひ御覧ください。



最後はA会場でPlay2コアメンバーであるJames Roper(@jroper)によるPlay2のライブコーディングを見ることが出来ました。30分でLess, CoffeeScript, WebSocketを駆使したアプリを作るところまでを見せてくれました。
私自身も勉強会などでPlay1、Play2両方使ってそれぞれライブコーディングしたことがありますが、Jamesのライブコーディングは見事で、中々感銘を受けました。



ところで、前日談があります。

私自身、一応Play1のメンテナーであるため、今までJames Roperとメールでやり取りしたことはあったのですが、実際にあったことがなく、今回の来日がいい機会なので会いましょうということになりました。

紆余曲折あって、Jonasu Boner, Joshua Suereth, James Roper, Jamie Allen(@jamie_allen)の4人をつれて明治神宮を観光案内し、その後居酒屋で飲もうという話になりました。

明治神宮
明治神宮になったのはJonasの「日本のMust-Seeな場所を見たい」という希望からだったのですが、当日になってJonasが「やっぱおれ行かね。疲れたからシャワー浴びたい。(意訳)」と言い出し、Jonasを除いた3人と行くことになりました。。
上は、スキー板を持ってニコニコ顔のJonasの図。(この後、おれ行かね、と言いました。。)


仲良さそうなJonasとJoshua
夜はJonasも合流し、色々なお話をしました。
TypesafeにはSalesは全世界で5人しかいない、とか、ほとんどの社員はリモートだとか(実際Joshuaはピッツバーグ、Jamesはオーストラリアで、オフィスのあるNYや西海岸、スウェーデンには住んでない)

この写真を含むTweetはScalaカンファレンス中に結構RTされたので、見たことある人もいると思います。

他にもいっぱい話はあるのですが、取り急ぎ、簡単に報告致しました!

次回のScalaカンファレンスもぜひおじゃまさせていただければと思います!


最後に、JonasのTweetを引用して締めたいと思います。

Jonasが来日した真の目的はもしかしたらスキーなのでは。。。。
ではまたー。
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